宝くじは バラ買いになっていて 1等が当たったようです。 前後賞がないので 2億円のようです。 はっきりとわかった瞬間 「うそー ほんとー」と 叫んでしまいました。 いつも 職場の 若者が たいしたことでもなく 別にあなたが嘘かホントか 区別する必要はないだろうと 思うようなことで そんな風に叫んでいるのを いまいましく思っていたのに 同じように言ってしまったことを 恥じてしまいました。 でも こんなことなら 叫んで当然かもと お金とは まったく関係のないことを あれこれ 考えていました。 時間が経って 本題に戻って 当たったことを 誰に言ったらいいのか 考えてみました。 秘密にする方が 良いと 言われています。 近所や 職場の みんなには 絶対に言わないし 妹にも 辞めておきましょう。 創には どうしようかと 思ったのです。 既に 十詩子の遺産を 相続しているし この上 こんな大金を 知ったら そんな事はないが 道を 踏み外すかも知れないと 考えました。 いろいろ考え 誰にも言わないことにしました。