ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その12


いつもは
家の
ふかふかの布団で
ぐっすり寝ているのに
病院は
初めての
ベッドで
固い布団で
痛かったです。

ベッドは
こんなに固いもので
西洋人は
こんなもので
ゆっくり寝ているのだろうか
などと
病気とは
まったく関係ないことを
考えていました。


8時になると
食事の時間でしたが
雪子は
今日手術ですので
ありません。

そこで
病院内を
探検することにしました。

狭い廊下が
迷路になっていて
階段を
上がったり
下りたりしました。

そしたら
迷ってしまって
帰れなくなってしまいました。

どんどん
よからなぬ
方向に
進んでしまって
機械室みたいなところに
行ってしまいました。

病院内の
アナウンスで
雪子は
呼ばれてしまいました。

変える方向が
わからないので
ウロウロしていると
清掃員らしい人が
やって来て
受付まで
連れて行ってくれました。