ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの65歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その69

合格して
篠原君は
大変喜んでいました。

雪子は
篠原君が
合格したことを聞いて
素直に喜んでいました。

篠原君は
それを見て
またまた
大きな誤解を
してしまいました。

雪子が
篠原君を
好きだと
思ったのです。

篠原君は
この誤解になかなか
気が付きませんでした。

そんな目で見ると
雪子が
篠原君を
好きだと思う
出来事が
多いのです。

例えば
実習のときの出来事とか
たまたま会った学生食堂の出来事とか

振り返って
きっと
雪子は
好きだと
思ってしまったのです。

そう思うのには
相当の合理性が
あると
理屈っぽい
篠原君は
理論武装していました。

篠原君は
愛情は
誤解から生まれることに
気が付くのは
何十年も
経ってからでした。

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その68

雪子に
そう言われると
応援されていると
勘違いする
篠原君です。

篠原君は
全く畑違いの
簿記に
頑張っていました。

日商3級の次は
日商2級の試験を
秋の日曜日に
受けに行くことになりました。

雪子に
話すと
応援しに行くと
言うのです。

受験を
どのように
応援するのか
篠原君には
意味不明でしたが
応援は
嬉しかったです。

古屋さんが
そんな話しを聞いていて
「雪子さんが
応援しに行くと
篠原君が
興奮して
正しい答を
得られないのでは」と
言ったのです。

平素は
古屋さんは
他の人のことを
考えずに
実験だけをしていると
みんなは思っていたので
意外でした。

それに
言っていることが
的を射ているし
やはり
古屋さんは
他の人と違うと
思った次第です。

そしてその助言に従って
雪子は
試験の
応援には行かなかったのです。

篠原君は
がっかりしました。

でも
篠原君は
合格したのです。

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その67


2年生になると
雪子は
実習のときは
一番近い
同姓の
古屋さんとは話さず
篠原君と
話すことの方が
多くなっていました。

実習自体も
週2回になって
回数も増えました。

雪子は
何とはなくですが
実習が好きになっていました。

その原因が
篠原君とは
まだ気が付かなかったのですが
勉強を
がんばり始めていました。

2年生になると
篠原君は
ダブルスクール
経理学校の
簿記コースに
入学したのです。

週2回で
実習のない日に
夜学に
行くのです。

雪子と
実習のときに
そのことを
もちろん話題にしました。

複式簿記
なかなかよくできていて
云々、、、、、」

話しました。

専門的ですので
雪子は
全くわからなかったのですが
わかったような
フリをして
「うん
うん」と
少し笑って
言いました。

女房殿へのラブレター

今週のお題「あの人へラブレター」

 

女房殿へのラブレター

毎日のように
感謝のことばを
口頭で
述べているつもりですが
うまく伝わっているかどうか
わかりません。

でもそれは
ちょっと違うんですよね。

ラブレターですから
愛情の表現がないと
いけませんね。

感謝と愛情表現と
似ているようで
根本的に違いますよね。

感謝は
自分にかかわった人の
すべての人に
できます。

愛情表現は
人類愛という
大きな立場ならば
そうかもしれません。

でも
ラブレターという
条件を加えると
男女の愛情かと
思います。

特定の相手に対して
おこなうものでしょうね。

そんな事を念頭において
ラブレター
書きます。

以下本文です

________________

愛するちづちゃんへ

突然のお手紙
失礼します。

いつも
感謝感謝の
日々ですが
私は
ちづちゃんが
好きです

ちづちゃん
愛しています。

   正治
_______________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

65歳にもなるが、ラブレターは書いたことがない

今週のお題「あの人へラブレター」

 

私は

昭和27年生まれ

65歳になっています。

 

65年も生きてきましたが

ラブレターなるものを

書いたことがありません。

 

今なら

メールで

ちょいちょいですが

昔ですから

推敲に推敲を重ねて

書いたかも知れませんね。

 

下書きなら

書いたような記憶が

わずかですが

残っています。

 

だれに対してかは

概ね想像ができます。

 

今は

女房一途ですから

ラブレターを書く必要もありません。

 

あっ

一緒に住んでいても

ラブレター書いても良いかもしれませんね。

 

一度書いてみましょうか。

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その66

4人で実習する時は
いつものように
篠原君は
雪子と話しをします。

一方的に
篠原君が
話している方が多いのですが
篠原君の
饒舌というか
面白い話しとか
世の中のことに通じているというか
そう言う話しをしたのです。

雪子は
家では
ほとんど話しをしません。

朝の挨拶と
食事のときの儀礼的ことば
就寝時の挨拶ぐらいです。

母親は
いつも出掛けて
家にいませんし
父親は忙しいですし
お祖父さんは近寄りがたいですので
そんな風になっていたのです。

今に始まったことではないので
別にと
思っていました。

真知子とは
小学校中学校高校とは
よく話しましたが
大学になってからは
少し変わってきて
一緒に
大学に来ることもなく
帰ることもなく
あまり話しいていなかったのです。

雪子は
大げさに言えば
話すことに
飢えていました。

 

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その65

雪子は
エキスポランド
すごく
楽しかったと
真知子に話していました。

真知子以外と
遊びに行ったことは
なかったので
ちょっと変な感じだったらしいです。

篠原君が
来ていないのが
物足りなかったですが
楽しかったのです。

次の日
実習で
篠原君に
雪子は
会いました。

ドタキャンしたことを
バツが悪そうにしていました。

雪子は
「篠原君が
来なかったので
残念でした」と
少しお世辞を言ったのを
篠原君は
本気にとらえました。

誤解が
生まれたのです。

そんな小さな誤解でも
篠原君の中では
大きくなっていくのです。

はじめは
雪子に
そんな気は
まったくないのに
篠原君が
「雪子に
言い寄った」という構図です。

今なら
ストーカー云々と言うことになりますが
当時は
そんなものなかったし
雪子が
嫌がるほどの
状態ではなかったのです。

雪子は
篠原君は
面白い人
一緒にいると
楽しい人と
思っていたのです。