ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ロフトで勉強しましょ 6話

会社の仕事は月末には
忙しくなるので
ぎりぎりまで
仕事をして
学校に急ぎます。

少しだけ遅れても
いつもの前の席が
空いています。
別に決まっているわけではないのですが
1回目に座った席が
ズーと決まってしまいました。

そして後ろの席には
哲が座っていました。

十詩子は社命ですので
一度も休まず通っていましたが
哲も一日も休んでいませんでした。

初めのうちは
十詩子は
哲のことなど
何も思っていなかったのですが
ある日敬子が
「後ろの男の子
十詩子の髪の毛を
スケッチしてたよ」
と言う言葉を聞いて
急に気にしはじめました。

哲は確かに
十詩子の髪の毛のスケッチをしていました。
それは十詩子が好きだとか
意識していたのではなく
彼は流れるような髪の毛が
好きで
最初は
それを描くのが好きだっただけなのです。

十詩子は
そう言われてみると
「私に気があるのかな」
と思ってしまいました。

そして気になり始めました。
十詩子は
敬子に何気なく聞いたり話したりしていました。

そんな日が続きました。
講習は3ヶ月で終了です、
夏も過ぎて
9月になると
もう学校は終わりになってしまいます。

それで
一週間ばかし考えて
敬子と相談して
十詩子は
何か話すきっかけを作ることになりました。

予行演習もしてみました。

そのきっかけを作る日は
最終回の前回に決めました。
小道具の目薬も用意しました。