ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ロフトで勉強しましょ 62話

何となく気まずい思いで
悟と別れた
十詩子ですが
否応なしに
東京で仕事に
打ち込まなくてはなりません。

朝から朝食付き会議も
珍しくはなく
地方に一日で出張帰京も希ではありません。

十詩子に仕事は
十詩子のチームの
仕事は
十詩子自体が探し出し
作っていくのですが
次々と
電算化できる事務や作業が見つかって
仕事はどんどん増えていくのです。

費用対効果も
良いので予算と人材が用意できて
チームの人員は20人を越えてしまいます。

十詩子が言うには
「部下が優秀だから
何の問題もなく
スムーズに仕事ができた」
そうです。

しかし優秀な部下を
うまく使うのは
上司の度量というか才覚です。

十詩子は
仕事自体にも
注意を払っていましたが
それ以上に
人間関係を
大事にしていました。

十詩子は
お酒は飲みませんでしたが
チームの飲み会にも
こまめに出席して
酒ものもないのに
宴席では
あたかも酒を飲んだように
はしゃいだりして
過ごしました。

小まねに部下を褒めたり
部下の失敗を
陰でフォローしたり
勤務時間外でも
会社にかかりっきりでした。

ここまで話すと
十詩子は
キャリアウーマンのように見えますが
そんな風とは
全く違います。

黒のパンツスーツに
白のテーラー襟を
外に出しているそんな姿を
思い出すかも知れませんが、
そんな格好はしていませんでした。

当時はパンツをは言わずに
スラックスと言っていましたが
そんなものは
十詩子は持っていませんでした。
タイトスカートも
あまりはいたりしませんでした。