星子: 妖精は 今は このような形をしているけど それは人間の世界にいるから 私の形は どんな風でも 変われます。 私は形があって ないようなもので 神様と会うときは 精神だけで話ができるんです。 少し難しいけど わかります? でも今は人間の形をしていますから 甘いものは好きですわ。 ありがとうございます。 剛: そうなんですか あなたの形は ないのですか あまり理解できないけど この家にいるときは 魔法が使える 人間なんですよね 星子: そう言えば そうかもしれません。 それから 私は 隣の人には 剛さんの 娘と言うことにしてありますので よろしくお願いします。 剛: あっ そうなの そうですよね 私の歳じゃ あなたは娘ですよね と少し残念そうに 剛は言っているように 見えました。 ふたりで 食事の後 ケーキを食べて 今日剛さんの会社にあったことや 私の妖精界のお話や 神様のことを 話したりして その日は終わりました。 階段のことも 何回か話題には出ますが 名案が ふたりには出ませんでした。 そんなこんなで時間が過ぎていきました。