ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ロフトの妖精 その14

星子:
妖精は
今は
このような形をしているけど
それは人間の世界にいるから
私の形は
どんな風でも
変われます。

私は形があって
ないようなもので
神様と会うときは
精神だけで話ができるんです。
少し難しいけど
わかります?
でも今は人間の形をしていますから
甘いものは好きですわ。
ありがとうございます。

剛:
そうなんですか
あなたの形は
ないのですか
あまり理解できないけど
この家にいるときは
魔法が使える
人間なんですよね

星子:
そう言えば
そうかもしれません。
それから
私は
隣の人には
剛さんの
娘と言うことにしてありますので
よろしくお願いします。

剛:
あっ
そうなの
そうですよね
私の歳じゃ
あなたは娘ですよね

と少し残念そうに
剛は言っているように
見えました。

ふたりで
食事の後
ケーキを食べて
今日剛さんの会社にあったことや
私の妖精界のお話や
神様のことを
話したりして
その日は終わりました。

階段のことも
何回か話題には出ますが
名案が
ふたりには出ませんでした。

そんなこんなで時間が過ぎていきました。