ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

大姉の遺産

長編小説昭和 番外編 信念
の主人公 始子(勿論仮名です)は、
私の大姉に当たります。
節約に節約を重ね
驚くほどの遺産を残して
3ヵ月前に亡くなりました。

お子様がいませんでしたので
遺産は私たち兄弟が相続することになりました。

私はその様なお金を
いただくことが出来ないと考えていましたが
いただくのも供養かと思い
ありがたく頂戴いたしました。

しかしその様な遺産を
どのように使えばいいのでしょうか。

私のために使うことは
宜しくないのではないでしょうか。

大姉は
蓄えることが
目的であったように思います。

姉に代わって
蓄えることが
その遺志にそうとも思いますが
私の老い先も知れており
私の死ぬと
大姉の遺産は
私の遺産と混ざって
私の子孫に伝わり
使われてしまいます。

それは
大姉の遺志と合致しないのではないかと
考えます。

そこで
蓄えその後
慈善事業に使って頂くのが
次善の策と考えに至りました。

最善ではないけど
最善策は出来ないので、
次善の策でお願いしたいともいます。

本日
故郷の市役所に出向き
寄付して参りました。

その様な寄付が出来て
私自身としては誠に幸せです。

その様な幸せを与えて下さった
大姉のご冥福を
心よりお祈り申し上げます。

この幸せを
お金には換えられませんが、
私自身のお金も
若干寄付させて頂きました。

ありがとうございます。