ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

クリスマス企画「もうひとつの冴子の人生 パート2」その7

スナックでの
仕事の初日
冴子は
疲れました。

ママ(店長を店内ではこの様に呼ぶことになっています)の
後ろについて
仕事をしていただけですが
疲れました。

そんな勤務時間が終わり
店長に呼ばれました。

店長:
慣れないこととは思いますが
もう少し
積極的にして下さい。

冴子:
何か話そうと思うのですが
思い浮かばないのです

店長:
相手の話をよく聞き
深く相づちをつくだけでも
充分な時もある
話すの
不得意なら
聞き上手になったら

冴子:
聞き上手は
相当難しいのでは

店長:
聞いているフリをするのです。
お客は
酒で酔っていますから
細かいことは
わかりません。

冴子:
そうなんですか
あすから
努力します。

そんな話をして
帰りました。

冴子は
心配でした。

子供の頃から
友達も少なく
とくに
中学生の時の
あの事件以来
親友と呼べる
友達もいなくなった
冴子ですから
話をするのは
苦手だったのです。

でも
キャベツ工場も
辞めて
後がありません。

努力するしかありません。