ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「もうひとつの冴子の人生 パート3」その7

7

冴子は
帰って
考えました。

猛の
「殻にこもっていても
子供は喜ばない」と
言う言葉が
妙に気になって仕舞いました。

やはり
子供に会って
説明した方が
良いと思いました。

会えばいいと思っても
会うのが怖いと
思いました。

会いたいけど
会えない
閉塞感だけが
残ってしまいます。

そんな事ばかり考えて
パソコンの仕事をしていると
パソコンが
フリーズしてしまい
また一から始まりました。

ため息をついて
仕事をしていると
社長が
心配そうにやってきて
「冴子さん
今日は元気ないですよね」と
言われてしまいました。

誰にでも
わかるくらい
落ち込んでいたのです。

木曜日に
メールがやってきて
猛からの誘いです。

あまり行きたくなかったのですが
OKしました。

夕食を
静かなレストランで
一緒に食べてから
また話しになりました。

冴子:
私子供に
説明した方が良いと思うけど
どんな風に
話せばいいでしょうか。

猛:
それは
正直に
事実だけを
話すのが
良いのです。

それを許すかどうかは
子供の方です。

正直に話すだけです。

冴子:
子供は
私の話を聞いてくれるでしょうか

猛:
聞いてくれるまで
子供に会うことです。

冴子:
会ってくれるでしょうか

猛:
会ってくれるまで
子供の元に
行くことです。

それから
もっと
冴子さん自身が
楽しくならないと
きっと
子供に会っても
聞いてくれないと思います。

冴子:
そうなの

そうでしょうね