ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その44

思いっ切り仕事をして
少し汗ばみ
その日は終わりました。

京都へ
一緒に
電車で帰って
駅で別れるところで
美奈子さんは
薫子に
「あなたには
負けたわ。

でも
気持ちよい
敗北よ

高校の時は
ライバルと思っていたけど
薫子は
私のライバルではないわ

私の先生

先生に負けて当たり前

また会ってね。

いつまでも
友達でいたいわ」と
言いました.

薫子は
少し驚いて
「はじめから
美奈子さんは
私の友達です。

これからも
友達です。

いつでも
なんかあったら
言って下さい。

こちらこそ
また教えて下さい。

美奈子さんが
音楽会の時に
私に
教えて下さったことが
本当に役に立っています。

美奈子さんの助言がなかったら
私は
きっと
道を誤ったと思います。

今後も
何かと教えて下さい。」
と答えました。

美奈子さんとは
そんな話をしながら
笑顔で別れました。

その後
陽一君が
食事に誘ってくれました。