ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その119

登は
薫子のことが気になります。

でもそんなこと聞けませんでした。

上の空で聞いていたのですが
内容は
凄く深刻です。

健康診断で
肺がんの疑いが
あるというのです。

どこか良い病院を
紹介して欲しいとのことです。

医療関係に
知り合いの多い会社なので
調べて
知らすと言うことになりました。

お茶が出て
話をしていると
奥さんが
小さい子供を連れて
帰って来ました。

三歳くらいで
可愛い女の子です。

夏子と紹介されて
登も
「こんにちは」と
挨拶していました。

人なつこい夏子で
登とも
すぐに仲良しになり
4人で
おやつをたべました。

ゲームなんかをいて
時間を過ごしました。

時間が来たので
登は
帰りました。

夏子が
「バイバイ」をしてくれて
本当に可愛いと
登は
思いました。

38才になった
登ですの
もっと大きな子供が
いても
不思議がないのですが
早く結婚して
子供が欲しいと
本心から
思いながら
夏子に
笑顔で
答えました。

でも
相手が
いないし
妥協したくないというのも
登の
考えでした。