ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その135

登は
チラ見をしていたのを
家主さんは
しっかと見ていました。

家主さん:
薫子さんに
何かご興味でもあるんですか

(少しあたふたしながら)
登:
いや別に

(意地悪に)
家主さん:
薫子さんばかり見ているので
何かあるのかと思って


登:
家主さんだから
本当のことを
話しますが
他の人には
黙っていて下さいよ
お願いします。

家主さん:
えっ
秘密って
どんな

私は
口が堅い方ですが
聞かない方が良いですか

登:
やっぱり話しておいた方が
良いと思いますので
話します。

そんな話を
始めようとした時
月が
綺麗に
東の空に出てきた。

家主さんが
まず乾杯の音頭をとって
宴席が始まりました。

会が盛り上がった頃
家主さんは
美奈子先生を
みんなに紹介しました。

大変感謝している様子が
みんなには
感じられました。

宴席には
登の持ってきた
月見チョコレートは
なかなか人気があって
みんな食べていました。

薫子は
お手伝いの方に
回っていて
その代わり
夏子ちゃんが
楽しんでしました。

夏子ちゃんは
登のところにもやってきて
「このお月見チョコレートは
可愛くて美味しいよ
おじさんも
おひとついかが」と
持ってきてくれました。

「夏子ちゃんありがとう」と
もらいました。

それから
登は
「夏子ちゃんのお母さんは
きれいなひとでいいね」と
言いました。

夏子ちゃんは
笑いながら
「お母さんは
とても綺麗なのよ。

人気もあるの

それに笑顔が良いって
みんなに言われているのよ

おじさんも
お母さんのこと
好きになったんじゃないの」と
いきなり聞いてきました。