ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その225

さん人は
うれしそうに
コーヒーと
ジュースを飲んで
手を繋ぎながら
店を出ました。

電車の中でも
良い雰囲気です。

夏子ちゃんを
おんぶして
バス乗り場に
向かいました。

誰が何と言っても
もう家族です。

登は
少し老けて見えますので
おじいさんと
娘とその子供と
見ている人も
いるのではないかと
登は
辺りの目を
見ていました。

しかしどんな目で
人が見てようと
登は
幸せの絶頂です。

家の
母親に
電話を
したくなりましたが
我慢していました。

5月の終わりの
暑い日でした。

少し出た汗が
風に吹かれて
さわやかに
感じていました。

城北のショウブ園に着いて
わずかばかりの入場料を
払って
中に入りました。

水の中の
ショウブが
綺麗でした。

登には
紫の花が
小さい子供には
美しく写るかどうか
疑問でした。

でも
花は
全く不要でした。

花のことは
話ししていても
本当の話題は
家族だと
さん人は思いました。