ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その22

当時は
ベビーブームの
若者が
都会に上京してくる
時期だったので
追い風だったかも知れません。

土地だけで
まったく
お金がなかったのに
アパートを建てることなど
寒村の
お母さんには
とても無理と
誰の目にも見えました。

弥生も
そう思っていましたが
それしか
あとがないと
思っていたのです。

農業では
労働力と
技術力不足です。

弥生には
背水の陣での
事業開始です。

まず
駅近くの
畑の
一部を
売却して
そのお金で
アパートを建てるのです。

アパートを
建てるためには
もうひとつ
大きな問題があって
道路が狭いのです。

アパートのような共同住宅を
建築しようとする時には
4mの接道義務があるのです。

そこで
表地の地主さんに
頼みにいきました。

お金がないので
土地を
交換と言うことで
話を持っていったのです。

表地の地主さんは
女の弥生を
甘く見て
3倍の
土地と交換ということになったのです。

弥生は
道路がないと
農業はできても
アパートは
建てられないので
渋々
承諾しました。