ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その53

和己に
母親を
会わせたいと
湖子は思っていました。

どこにいるか
妖精の力を使えば
簡単だとも思っていたのですが
妖精の力は
使わないと決めていました。

まず
住民票を
閲覧しました。

当時は
誰でも
閲覧できたので
簡単です。

閲覧しても
新たなことは
わかりませんでいした。

そのままなのです。

いなくなってから
全く変わっていないのです。

変わっていないと言うことの方が
驚きだったかも知れません。

と言うわけで
住民票からは
わかりませんでした。

星子に頼んで
母親の実家に
聞き込みに
行ってもらいました。

剛は
うまく
実家のかぞくに近寄って
話を聞くことができたのですが
まったく分かりませんでした。

母親の
兄との
交流も全くないと言うことが
わかりました。

普通の手段での
調べ方では
わからないということが
わかりました。