構造計算書の偽造について述べます。
昨日申し上げたようにこの問題の第2の問題である
「民間が建築する時に必ず必要な「建築確認」の審査をすり抜け発見できなかった」
事について
昨日のテレビニュースで民間審査の会社の責任者は、
「あまり巧妙であったので発見できなかった」
と記者会見していました。
その全容は、テレビですのでわかりませんが、自身の責任を棚に上げているようにしか見えませんでした。
性悪説を私は、信じているわけではありませんが、人間は、監視されないと悪いことをする可能性は、あります。またそうでなくても、意図せず失敗を犯してしまう場合もあります。それをフォローするのが審査会社ですので、「手口が巧妙で発見できない」は、全くお粗末きわまりないとしか言いようがありません。
幾ばくかの手数料を取っているのですからなおさらです。
当該審査会社の責任は、重大です。
後になってから言うのも何ですが、私ならそのような審査する会社に勤めません。
責任が重大な割に受け取る手数料は、少しで、かけられる時間は、限られているからです。
しかしそのリスクを知りながら、審査する会社になったのですから、しかるべき責任は、取る必要があると思います。今は、誰も怪我をしていませんので、全てお金で解決ができますのでそのようにすべきです。
この問題の構造上の対処方法は、最後に述べます。
なお今日は、昨日の続きでペンキ塗りをしていました。