ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

建築構造

熊本地震の教訓

昨日 飛行機で 熊本に行って来ました。 小さめの飛行機でしたが 天気安定していて 快適なフライトでした。 途中 天気だったので 地上の様子が 見えました。 明石大橋 それに 伊方原発が見えました。 細い半島の中程に 伊方原発があって 万が一事故があって …

耐震的な家具の置き方

先日の日曜日のなるほど大辞典の中で耐震的な家具の置き方について 放送されていました。 「建物の短辺方向の方が揺れが大きいので、短辺方向に揺れに耐えられるよう、 家具の向きを長辺方向に向けて置くように」というものですが、 これについて、異論があ…

建築構造上「スリット」について

構造上のスリットとは、次のようなものです。 柱周りにスリットを入れる理由 鉄筋コンクリート造(以下RC造と言います)を構造計算する時、 柱の高さが柱の幅の2倍あるいは、2倍半以下であると、 短柱と言ってより強くしなければならない規定 があります。こ…

構造計算偽造事件について5

今日は、構造計画について説明します。 構造計画というのは、如何に効率よく、経済的に強度を保ち、 尚かつ施工しやすく、施工ミスを起こさないように、 柱や耐震壁等の構造要素の配置規模を決めることです。 例えば、平面をなるべく正方形に近い形にしてそ…

構造計算書偽造事件について4

言語道断なこの事件の対処方法が、報道されていますが、 法律的な面は、弁護士さん等に譲るとしまして、 建築上の対処方法について述べます。 建築の構造計算をする時、安全を確かめるためにするのですから、 安全側誤差は、もちろん許容されます。 当該問題…

構造計算書偽造事件について3

今日は、この問題の核心である民間検査機関に 確認業務を行わせていることについて いわゆる構造改革で行政が、やるべきものを民間にしている弊害がこの事件を生んだと私は、思います。郵便配達でも通常の郵便は、民営化で支障がありませんが、 配達証明や内…

昨日に引き続き構造計算書の偽造について2

構造計算書の偽造について述べます。 昨日申し上げたようにこの問題の第2の問題である 「民間が建築する時に必ず必要な「建築確認」の審査をすり抜け発見できなかった」 事について 昨日のテレビニュースで民間審査の会社の責任者は、 「あまり巧妙であった…

建築家として非常に悲しい出来事が報道されました。

今日の朝刊で、建築家として非常に悲しい出来事が報道されました。 建築士何某が「コスト削減のため震度5程度で崩壊する建物の構造計算書を偽造した。また民間検査会社もそれを見つけることができなかった。21棟で行われ、すでに14棟は、完成している。…