手術から一年が経過しました。
私は、生まれてからこの方病弱です。
大柄な私は、皆様からそうは、見えないと思いますが
病弱だったんです。
私は、小学生高学年ぐらいの時に大きな病気をしました。
小学校5年生の1月頃私は、突然高熱に見舞われます。
42度近い高熱です。
水銀の体温計の目盛りが42度までしかないのは、
体温が42度以上に上がらない、上がると「死ぬ」と言うこと
なのです。
私は、もう意識は、なかったように思います。
母は、どれほど心配したことでしょう。
隣の駅の駅前にある診療所に私を抱いていき、
すぐに入院しました。
それまでも、6歳頃髄膜炎で同じような高熱が、
でて入院したこともあります。
このときの高熱は、1週間ばかり続き、
それ以降血便が長く続きます。
このときより、私は、いわゆる下痢症になってしまいます。
少しのことでおなかを壊し3軒隣のお医者さんへ、
1週間に一回ぐらい通います。
時には、お医者さんに往診していただきます。
そんな病弱な私ですから母の心配は、絶えなかったことでしょ
う。
私も、こんな病弱だからきっと長生きは、しないだろうと考え
ていました。
53歳まで生きて来た昨年青天の霹靂で、
癌を宣告されていました。
それも相当進行してしていて、末期だと言われてしまいました
。
「もう充分に長生きしたので、これで最期になっても悔いはな
い。」
と思いましたが、
「死ぬときは、痛そうー」とも思いました。
事実手術の時は、麻酔が最初効かないし、その上術後痛いの何
のって、
大変でした。
手術でさえ大変なのに死ぬときは、
「もっと大変なのだろ」と素直に思いました。
私の覚悟とは、反対に手術してみたら良好で、
1ヶ月半で腫瘍マーカーが正常値になってしまいました。
おかげさまで命をもう少し頂けた私は、
もうちょっとがんばりたいと思います。
でもおなかを壊すこの体質について只今鋭意研究中です。
皆様ののかにおなかを壊しやすい人が居ましたら、
どの様なもので不調になるかお知らせください。