ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

門徒ものいらず

浄土真宗の信徒を門徒と呼びます。
私の母は、熱心な門徒です。

今日のこのブログ中には、宗教の記述が出てきますが、
私は、特に宗教について詳しく勉強したことも調べたこともありませんので、
記述の中に大きな間違いがあると考えられます。
そのため、この記述を読む時は、ご自身で良くお調べになって下さい。

教祖親鸞聖人の歎異抄を読まれた方も多いと思います。
読書が苦手な私も、中学校の国語で読みました。
「善人なおもて往生を遂ぐいわんや悪人をや。
しかるを世の人つねにいわく、
悪人なお往生す、いかにいわんや 善人をや」
と言う文を記憶しておられる方もおられるでしょう。
私は、母の影響で深くは、全く知らずに
(浅くも知っていないと思います)
真宗の教えに納得しています。
それは極めて私の生き方と合致することから賛同しているのです。
賛同の理由を言えば、門徒の教えが、
1.この世のことは、神仏の力の範囲外である。
2.その代わり、死後の世界での幸せを保証しよう。
3.この世の中で価値を持っているお金を神仏は、必要としない。
と大まかに説いているように思うからです。
前掲の「善人なお、、、」の文章からわかるように、
この世の不幸は、
残念ながら神仏の力の範囲外と言うこと暗示しているように思います。
その代わり即身往生(死ぬと同時に仏として生まれ変わり全知全能を得る)を
保証しているのです。
先の阪神淡路大地震を経験した私は、
この世に神仏の力が及んでいない事をはっきりと確認した次第です。
しかし私自身は、試験に特有の運があるのも事実ですので、
きっと神仏は、偶然を用いてほんの少しこの世にも力を、
及ぼして頂いているのだと思います

また「門徒ものいらず」と言うほど、お金がかかりません。
お葬式でお寺さんに支払うお金を聞くと
「実費程度以上でお願いします。」
と答えられるぐらい廉価です。
神仏は、人間世界より数段崇高なものです。
人間世界で最も大きな功罪を持つお金に宗教が執着するのは、
全く不可解とかねてより思っていた私は、
この言葉を聞いて深く賛同した次第です。
これらが私の人生観と同じなのです。
お金を無心する宗教は、きっと神仏とは、関係がないように思います。

門徒は、「南無阿弥陀仏」を唱えていれば、
即身往生できると言うことで、
南無阿弥陀仏」と良く唱えます。
しかし「十戒」の中に「神の名をみだりに呼ぶな」
と言う教えがあるのもご存じの方は、
多いと思います。
そう言う点でユダヤ教から派生したキリスト教徒は、全く違うように思います。
他にキリスト教徒との決定的な違いは、
神仏が、人間に罰を与えるかどうかという点だと思います。
私は、超自然的な力=神仏の力は、
すべて人間にとって良いものでなければならないと考えています。
悪い力は、それは、「悪魔」「鬼」の力です。
そのような、「悪魔」「鬼」信仰する事は、あっては、ならないと考えています。

わたしの、宗教上のささやかな望みは、
キリスト教徒を門徒に改宗させ、地球上に宗教対立を無くすことです。