でも 魔法か何かで パーと 美しくするというようなことは 妖精には 出来なかったのです。 なんとなれば まだ未熟な妖精だっとのです。 それで まず妖精は その翌日 莉子に近づきました。 莉子が 会社に出かける時 後を付いて行きました。 そして莉子に声を掛けたのです。 妖精: 莉子さんじゃないですか 莉子さんですよね 後ろを振り向き 怪訝な顔で 莉子; はい莉子ですが どなた様ですか 妖精: あっー 私は 妖 洋子です 折り入ってあなたにお願いがあるんです。 莉子: どのような御用事ですか。 私会社に行かないと 遅刻してしまうのです。 妖精: ごめんなさい またご帰宅の時にうかがいます。 莉子: お願いします。 こうして朝分かれました。 莉子は 洋子さんって 誰だったか 一日中 そんなことを考えていました。