ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ロフトの奇跡 その8

莉子:
妖精さんは
料理得意なんですね
任してもいいのかしら

妖精:
任していただいて
いいですよ。
でも時には
莉子さんも作ってください。
でないと
料理忘れてしまいますよ。
それから
私妖精ですけど
名前があるんです。

莉子:
ごめんなさい
名前聞いていなかったわ
お名前は

妖精:
私は
日本名を
星子って言います。

莉子:
そのままですね。

妖精:
神様がお付けになりますので
わりと安直みたいですよ。
森の妖精なんか
森子だったり
川の妖精は
川子だったり
、、、


莉子:
じゃこれから
妖精さんのこと
星子さんと呼びます。
ところで
星子さんは
今晩はこの部屋で寝るの
場所狭いけど

妖精:
お願いします。
帰るところないし
ホテルでしたら
お金もかかるし
どこでもいいです。
あっ
ロフトがいいです。

莉子:
ロフトは私が寝ているところ
ふたり分も
お布団を敷くと狭いかも

妖精:
私が我慢します。

莉子:
そういう意味じゃなくて
私が狭いの

妖精:
大丈夫ですって
明日ロフトを片付けておきますから
それからあさっては
私 妖精の研修会に出なければなりません。
一日居ませんのでよろしく。

莉子:
あ
あ そうですか

そんなことを話している間に
夕食が出来ました。