莉子: 妖精さんは 料理得意なんですね 任してもいいのかしら 妖精: 任していただいて いいですよ。 でも時には 莉子さんも作ってください。 でないと 料理忘れてしまいますよ。 それから 私妖精ですけど 名前があるんです。 莉子: ごめんなさい 名前聞いていなかったわ お名前は 妖精: 私は 日本名を 星子って言います。 莉子: そのままですね。 妖精: 神様がお付けになりますので わりと安直みたいですよ。 森の妖精なんか 森子だったり 川の妖精は 川子だったり 、、、 莉子: じゃこれから 妖精さんのこと 星子さんと呼びます。 ところで 星子さんは 今晩はこの部屋で寝るの 場所狭いけど 妖精: お願いします。 帰るところないし ホテルでしたら お金もかかるし どこでもいいです。 あっ ロフトがいいです。 莉子: ロフトは私が寝ているところ ふたり分も お布団を敷くと狭いかも 妖精: 私が我慢します。 莉子: そういう意味じゃなくて 私が狭いの 妖精: 大丈夫ですって 明日ロフトを片付けておきますから それからあさっては 私 妖精の研修会に出なければなりません。 一日居ませんのでよろしく。 莉子: あ あ そうですか そんなことを話している間に 夕食が出来ました。