莉子: わーおいしいわ 私の家の台所で 作ったとは思えないほどの おいしい出来栄え ちょっとこれ 魔法を使ったとか 妖精: こんなものに魔法は使うまでもありません。 莉子: こんなに星子さんは 料理が上手なら お店でもしたらいいのに きっとはやるわよ 妖精: えへっ はやるかしら でも それは出来ないのよね 人間界で 金儲けしたら いけない事になっているの 残念よね ずーと大昔に 商売をして 破門になった 妖精がいたわ 破門されると 魔法も使えないし それは惨めなものよ だってただの人間になってしまうから 病気はするは 老化はするし 寿命があるは 私は 妖精の任務を 忠実に執行するだけね 莉子: 人間って そんなに大変なの ところで 私を綺麗にするって どんな風にするの 妖精: まあそれは あとでね