翌日は 元旦です。 この日こそ 唯一 働く必要のない 働らかなくててもいい日です。 朝寝もできます。 まだ夜が明けぬ頃 星が たぶん昔でしたので 天の川がはっきり見えるときから 起きて 働いているのが その日以外の日です。 ゆっくり寝ています。 日の出は 7時15分頃ですので その頃起きて へっついさんに火を入れます。 しかし牛がいた頃は もう少し牛の朝食つくりのために もう少し早く起きていました。 耕運機を購入してから 牛がいらなくなって こんなに寝られると 母親は喜んでいました。 そんな遅い朝 お雑煮を作ります。 湯を沸かし 大根と人参を煮ます。 だしは使いません。 柔らかくなったら 餅を入れて それから 白味噌を入れます。 まず お皿に 餅と大根と人参をひとつずついれて ご仏壇とへっついさん に供えます。 それから各自のお膳に お雑煮が配られます。 ゆっくり起きてきた 父親はいつもと同じように身支度をして お膳に座ります。