ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

防音室の実験 まとめ

少し大げさすぎますが
防音室
作ってみました。

防音室はいろんな方法で作れますが
安価な材料で
簡単に手に入るものを
用いて作ります。



はじめはこのお部屋で実験します。
防音シートを敷き床パネルを置きます。
遮音シートを張ります。
壁パネルを取り付ける
天井パネルを取付遮音シートを張る
石膏ボードを床・壁・天井に張ります。
ドア枠を取付ドアを取り付ける。

昨日作りました
防音室の実験室について
音の減衰について測定しました。

結果

○防音室内に
業務用掃除機を置きます。

測定値87dB

○吸音材を防音室の中に置くと

測定値83dB

○実験室外

扉付近測定値63dB

扉と反対側付近58dB

○階下

階下での測定暗騒音と同じ30dB

考察
作った防音室は
0.7平方メートル
天井高1.8mしかないので
相当反響音が大きいようです。
実際に作る防音室は6畳程度を目指していますので
同じ騒音源でも
80dB程度になると考えられます。

吸音材を置くと
相当低減が見られます。

扉の遮音効果は20dB
壁の遮音効果は25dB
壁の数値は扉からのものがあるので
実際の数値ではない

階下での測定はできていません。
別の測定では
設置室と階下の減衰は45dB程度です

扉を遮音して
再度測定します。


防音室の実験室について
再度音の減衰について測定しました。

結果

○防音室内に
スポンジの上に
ディスクグラインダーを置く
※ディスクグラインダーは振動が大きく
スポンジに置かないと
防音室全体が揺れ
その揺れが
お部屋の床を通じて
騒音の低減はほとんどない。
階下でも
固体伝導音でない音なら
45dBなのに
40dBになってしまいます。


測定値90dB

○実験室外

扉付近測定値70dB

扉と反対側付近65dB

○階下

階下での測定暗騒音と同じ30dB

●扉に遮音シート12mm合板貼り
○実験室外

扉付近測定値65dB

扉と反対側付近60dB

○階下

階下での測定暗騒音と同じ30dB


考察
ディスクグラインダーを
防音室床に直に置くと
防音室全体が揺れて
階下でも42dBとなってしまった。



防音室の実験室を移設しました。
移設先は鉄筋コンクリート造で
相当防音性はあるのですが
もっと確保するために
防音室を
作ってみようと思い
先駆けて
防音室の実験室を
持ってきました。

結果

○防音室内に
スポンジの上に
ディスクグラインダーを置く

測定値90dB

○実験室外

扉付近測定値70dB

扉と反対側付近65dB

○隣室

隣室での測定暗騒音と同じ30dB


考察

暗騒音以下で測定できません。


●共鳴透過を防ぐために吸音材の利用についての実験
音の性質として
太鼓の両側の皮のように
防音壁が相対して隣接している場合
音が防音壁の間を相互に反射して
共鳴する性質があります。

共鳴すると
音は大きくなります。
太鼓やギターなどのような楽器は
この性質を利用しています。

これを防ぐには
相対している防音壁の間に
吸音材を入れる方法です。

実験室と
お部屋の壁について
共鳴透過を
検証してみました。

実験室をお部屋の壁を
20cm程度離して設置します。

吸音材を入れずに測定すると 70dB
吸音材を入れて測定すると55dB



ついに
”30dB減衰達成”

木製扉で
30dBの減衰を得るのは
少し難しいと思っておりましたが
戸当たりを二重にしたら
30dB達成できました。

通常の木製ドアでは
20dB程度でしたが
種々の工夫で
できたみたいです。

経費はさほど要りませんが
相当
工夫が要るようです。

木製扉なのに
30dBの減衰を達成できた
扉の付いた防音室の
総合的な評価を
今日しました。

隣のお部屋については行って
暗騒音以下というか
聞こえなかったのですが、
今日は
階下の部屋での
測定です。

測定の結果は
隣と同じで
暗騒音以下で
聞こえませんでした。

相当の効果です。

これなら
楽器可能マンションに
作れると思います。



●まとめ


今回作った
防音室は
防音室単体で
30dBの減衰
です。

防音室と既存お部屋の
吸音処理によって
35dB程度の減衰を得られる見込みです。


ただし
防音室に
直接音源が
触れないのが条件です。

ギターやフルートなどのような手持ち楽器限定です。

ドラムやベース・キーボードなどは
固体伝導音が
遮断できるような
設備が別途必要です。

防音アパートの作り方