ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ロフトに住むレジ係」その13

翌日
勤め先に行くと
震災の被害が
一番激しかったところに行った
加代美の話しに
みんなは聞き入りました。

夜半の
生け花教室でも
同じような話題に
なってしまいました。

誰ともなしに
ボランティアで
お手伝いに行ったらどうかという話になりました。

この震災を
きっかけに
ボランティアという言葉や
お手伝いが
一般的になったときでした。

そこで世話役が
調べてみると言うことになったのです。

加代美は
そんなに関心はなかったのですが
仲間に話を合わしていました。

加代美の住んでいる所では
震災の被害も少なく
加代美の
生活も
震災という言葉が
遠いものとなった
1ヶ月たったとき
神戸へ
仲間と
ボランティアに
出かけました。

炊き出しと
掃除・後片付けが
主な
仕事でした。

鉄道も
途中まで
仮復旧していて
急いで作った
木製のホームを
下りたとき
あらためて
惨状を見ることになります。

加代美は
言われるままに
お手伝いをこなして
その日は
暗くなってから
帰りました。

加代美には
直接
お礼の言葉もありませんでしたが
すがすがしい気分で
帰宅しました。