ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「もうひとつの冴子の人生 パート3」その5

翌日
猛から
デートの誘いの
連絡がありました。

冴子は
お別れ会に行けなかったので
猛には
悪いと思っていて
誘いに
のることにしました。

次の日曜の夕方
食事と言うことで
会うことになりました。

景色の良い
レストランの
窓側の席が
予約されていました。

美味しい食事でした。

とりとめのない話や
会社のパソコンのわからないことや
高校生ごっこはもうできないことなどを
食べながら話しました。

食事を終わった時
猛は
ポケットから
小さい
箱を出して
少し赤い顔をして
突然
「僕と結婚して下さい。

いや
結婚を前提に
おつきあいして下さい。」と
言い出しました。

びっくりしました。

冴子には
猛の気持ちは
わかっていましたが
今日
告白されるまでは
思っていませんでした。

しばらく
沈黙の時間が経って
冴子は
「少し考えさせて下さい。

私は
結婚できない理由があるんです。」と
答えました。

猛は
がっかりしたように見えました。

猛:
前のご主人が
先の地震で亡くなっているのは
知っていますが
もう
自分の幸せを
考えた方が良いのではありませんか。

冴子:
それだけではないんです。