ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その30

薫子の
働く場所は
証券会社の
お客様が来ない
2階の事務所です。

庶務のような
それでいて総務のような
仕事をすることになっていました。

要は
分担の決まっていない仕事を
やる係でした。

先輩や
係長に
仕事のやり方を聞いて
こなしていきました。

最初の内は
仕事をするのが精一杯で
仕事以外のことに
気が回りませんでした。

仕事に慣れた頃
仕事には
何かしら
相手があることがわかりました。

蛍光灯の
交換にしても
頼んできた人がいるし
郵便物の配達も
もちろん人が相手が
いるのです。

笑顔のアイコンタクトの
出番だと
思いました。

小学校の先生が
おっしゃっていた様に
相手を見て
笑顔のアイコンタクトの
程度を
加減する必要があるので
注意深く
笑顔のアイコンタクトをしていました。

小学校の時のように
誰彼なしに
笑顔のアイコンタクトを
するのではなく
相手の状況や
仕事の内容を
考えて
笑顔のアイコンタクトを
することにしていました。

急に
笑顔のアイコンタクトを
すると
変に思われるので
徐々に
することにしました。

ほんの少しずつ
かわっていったように
係長はじめ
支店全員の目には
映りました。

入社して
6ヶ月の頃には
「笑顔が似合う新入社員」という
評判を得るまでになっていました。