ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その138

美奈子さんと
聡さんの
話は
盛り上がりました。

沖縄に
一緒に行こうと言うところまで
言った時に
美奈子さんの
仕事用の
携帯電話が鳴りました。

医療用と書かれた
たすきが付いたピッチを取り出しました。

近くで
事故があって
たくさんの患者が
やってくると
連絡があったのです。

話しもそこそこにして
病院に急ぎました。

話はまたと言うことになってしまいました。

薫子は
横から見ていて
残念に思いました。

聡さんに
美奈子さんの
メールアドレスを
告げて
「連絡して下さいね」と
話をしました。

お月見は
10時近くになって
夏子ちゃんが
眠たそうにしたので
薫子は
家に連れて帰って
寝かしてきました。

それから
また家主さんのところにやって来て
後片付けををしました。

登も
畳を
元の場所に
持って帰る役をしました。

月が
高く上がった頃
後片付けが
終わって
みんなは帰り始めました。

薫子と
登は
一緒になりました。

ほんの
数十メートル
一緒に歩きました。

月が明るくて
薫子の
横顔が
はっきり見目ました。

別れ際に
薫子は
登に
笑顔のアイコンタクトを
投げかけました。

登は
「お休みなさい」と
言って別れました。