ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その143

その場は
安心して
帰りました。

美奈子さんからは
「一緒に行くことになったんで
どんな服が良いかしら」と
嬉しい相談を
受けました。

ふたりは似合いのカップルだと
思いました。

そんなふたりが
薫子の部屋を
訪ねてきました。

三歳の
夏子ちゃんは
ふたりに挨拶しました。

どんなときにも
薫子に似て
笑顔の夏子ちゃんは
きっちりと
挨拶するので
みんなの人気者です。

美奈子さんも
聡さんも
薫子さんではなく
夏子ちゃんに
感心があるのか
いろんな話をしました。

幼稚園での
運動会や
もうすぐある
音楽会の話を
しました。

美奈子さんが持ってきた
ケーキをみんなと
一緒に食べました。

2時間くらい話した後
ふたりは
家主さんのところに
行ってしまいました。

帰った後
夏子ちゃんは
母親の
薫子に
「私には
お父さんが
できないものかな」と
なにげに言ったのです。

薫子は
写真の
陽一君を
お父さんといつも教えていて
三度の食事の時や
寝る時には
いつも見ていました。

それなのに
夏子ちゃんは
なぜ
お父さんのことを
言うのだろうと
考え込みました。

薫子にとっては
陽一君の存在は
大きいものですが
夏子ちゃんには
全く記憶がないのは
当然と言えば
当然だと思いました。