ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その191

無邪気に
喜んでいる
ふたりを見ていると
薫子は
何も考えられなくなりました。


陽一君の父親も
笑ってしまいました。

平泉に到着して
見て回りました。

荘厳に
金色に輝く
金色堂では
夏子ちゃんが
「パパのお家と一緒だね。

こちらはものすごく大きいけど」
と
話しました。

登や
他の者が
不思議そうにしていると
薫子が答えました。

「陽一さんが
亡くなって
それを認めた日に
お寺さんに
来てもらったんです。

『ご仏壇がなくても
良い』と
お寺さんは言いましたが
夏子ちゃんが
パパのことが
わかるようにと
ご仏壇を
買いました。

真宗の
ご仏壇ですから
キンキラキンなんで
金色堂と
同じなんです。

夏子には
『こんなところで
暮らしているんだよ』と
教えています」
とみんなに説明しました。

みんなは
涙ぐむような話でしたが
登が
笑顔で
「パパのお家と一緒なんだね。

きっと
こちらのところには
たくさんの人が
住んでいるのかも知れないな

僕の家にも
小さいのがあるよ。」と
答えて
話を続かせました。

夏子ちゃんは
「きっと
昔からあるから
ここに住んでいる人は
多いのね。」と
言いました。