ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「順子」その7

小学生を
楽しむことが
家族に
役立つのだと
聡明な順子は
そういう考えに至りました。

家族でいる時間を
大きく取ることにしました。

図書室の
本もほとんど
すべて読み尽くしたし
習い事といっても
塾に行く必要もないし
スイミングスクールなど行かなくても
学校で一番の早さで泳げることも出来るし
そろばんなどやらなくても
見るだけで暗算もできます。

宿題も
いつも一気に仕上げて
時間もかからないなかったのです。

順子は
これまで以上に
早く起きて
母親や
父親の手伝いをしながら
話していました。

近所の人達とは
笑顔で
朝の挨拶を
欠かしませんでした。

学校でも
先生や
クラスメートと
話をするようにしていました。

帰って来たら
弟や
おじいさんやお祖母さんと
これまで以上に
話すようにしました。

順子の変わり方に
違和感を覚えたのは
学校の先生と
クラスメートです。

クラスメートは
今までは
順子を
無視していたのですが
この
笑顔攻勢に
従わざる得なくなって
結果として
仲良くなりました。


そうなると
意外と
小学生も
悪くないと
順子は
思いました。


順子は
五感が
普通の子供より
優れていました。

でもそのことに
順子は
気が付いていませんでした。