冴子のちょっと言った言葉を 大きく「利用して」 見合いを 代わってもらうことになりました。 順子は 定時に終了した仕事の後 冴子と伴に課長のところに行きました。 課長は ふたりそろってきたので どんな話かわかりませんでした。 冴子が言い出しました 冴子: 課長 今度のお見合いですが 順子に代わることは出来ないでしょうか。 順子が 野村さんのこと好きみたいなんです。 順子が代わって欲しいというものですから 課長: へー 見合いを代わるって どういう事かな 今までそんなことはなかった。 順子さん 野村さんとそう言う仲なの 順子: えー そのー 別にそんな仲ではありません。 課長: そうなの 順子さんの片思いなの 野村君は 君のことを知っているの 順子: 今は知らないと思います。 いや知らないと思います。 課長: そうなの 野村君には 見合いの話はしたけど 相手の事については まだ話していないから 誰でも良いとは言わないけど 順子さんなら問題ないと思うけど 冴子さんそれで良いの 野村君は好青年だよ 冴子: すみません それでお願いします。 課長: じゃそう言うことにするよ 順子さん 釣書書いてきてね 順子: はい 書いてきました。 課長: ホー用意が良いな じゃ野村君に話しておくよ 君はいつが都合がよいかな 日曜日になるけど 順子: 何時でもいいです。 早いほうが、、、、 課長: わかっているよ そう言って 順子は 課長に 深々と頭を下げてました。