ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「大切な彼女は突然に」その45

母親は
わからぬような顔をして
「そんな事ないでしょう。

私は
いつも
兄弟同じように
しているわよ」と
答えました。

「えっ」と
由美子は叫んだように
思いました。

「思い過ごしなの
そんな事ないでしょう。

あれは事実だ」と
思いもう一度
言ってしまいました。

「私は
そんな風に思わないんだけど

差はあったでしょう」と
強くいいました。

母親は
兄をつかまえて
「お前と
由美子で
お祝いの仕方が
ちがった?

そんな事ないでしょう」
と
言うと
兄は
「僕の方が
厳しかったように
思うけど
由美子は
そんな風に思っていたの

知らなかった-

高校時代に
『大学に行かない』と
言った時には
学資を用意していた
お母さんは
相当がっかりしていたようだった
と思うけど」と
答えたのです。

由美子は
『自分は期待されていない』と
思っていたけど
そうでなかったのかもしれない
と思いました。