ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

仰げば尊し は教師を賞賛する歌ではない

今週のお題「わたしの春うた」

 

私は

小中学校卒業のときには

仰げば尊し

歌いました。

 

その時には

教師を賞賛している歌だと思っていました。

 

しかし

年月が過ぎ

わかったことがあります。

 

仰げば尊しの歌詞を

よくよく読むと

教師を

賞賛する歌ではありません。

 

私のブログ小説

「ロフトで勉強しましょ」の中で

歌詞の意味するところを

主人公十詩子が卒業した校長先生が次の様に語っています。

 

仰げば尊し』を この後唱歌するでしょう。 この歌は 教師達への感謝の歌と 皆様は とらえておられると思います。 しかし教師が 生徒を指導・教育するのは 仕事であって 歌の題にあるような 尊敬されることではありません。 またそのようなことで 尊敬されても 嬉しく思う教師は 少ないでしょう。 教師が 嬉しく思うのは 『仰げば尊し』の 2番の歌詞 『身を立て名を上げ やよ はげめよ-、,,,』 のところです。

皆様を指導教育させて頂いた結果皆様が学校で社会で積極的な人生を過ごして頂けたら
教師としては最高の喜びです。皆様の多くはここ豊岡を離れて遠い空の下に行かれる人が多いと聞いております。皆様がそれぞれの道で「名を上げ身を立て」郷土豊岡に錦を飾って帰郷される日が必ず来ると思っております。、、、、、、」と
校長先生は訓示されました。

 

今は

仰げば尊しを歌わないでしょうが

若い人は

その気概だけは持って頂きたいと

思う次第です。

 

故郷に錦を飾って帰られる日を

心より

私はお待ちしております。

 

私は老いて無理ですが

あなたには無理をして頑張って下さい。