ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その42

雪子には
だいぶ程度が高かったのです。

家に帰って
真知子の母親に
聞くことになりますが
中学生の問題は
難しいのです。

仕方がないので
真知子が
教えることになります。

真知子は
雪子の友達から
先生へと
昇進して
アルバイトの
謝礼も
もらうようになります。

真知子は
勉強の予習
復習
それから
理解力の劣る
雪子の教師と
殆ど
自分の時間はありませんでした。

ぐちも言わずに
頑張っていました。

中学校の授業料を
全額出してもらっていましたので
そんなことも
文句を言わなかった理由かも
知れませんでした。

雪子は
細かいことがわかりませんので
真知子は
友達で
親切で
教えてくれているのだと
思っていたのです。

雪子は
真知子を
親友だと
思っていました。

一生の友達と
思っていたので
雪子は
他には
殆ど友達がいませんでした。