ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その75

ふたりで
布施駅におりました。

当時は
布施駅は
高架工事で
そこらじゅうを
掘り起こしたりしていました。

雪子の家は
駅からは
すぐです。

駅前のロータリーがなかった頃は
自分の土地だけを使って
駅から家まで歩けたのです。

すぐに家に着いてしまいました。

篠原君は
便利な家だと
褒め称えましたが
雪子は
「そうなのかしら」と
思うばかりです。

雪子は
友達が
真知子しかいませんので
真知子以外の人を
家に連れてきたことはありません。

それが
今日は
篠原君です。

初めての
お友達で
男の子だったので
みんなはびっくりしました。

雪子は
家や工場を
案内しました。

今は
プラスチックの工場の
大方の部分は
近くの
工業団地に
引っ越しして
試作品を
作るところだけを
残していて
工場内は
閑散としていました。