ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その66

4人で実習する時は
いつものように
篠原君は
雪子と話しをします。

一方的に
篠原君が
話している方が多いのですが
篠原君の
饒舌というか
面白い話しとか
世の中のことに通じているというか
そう言う話しをしたのです。

雪子は
家では
ほとんど話しをしません。

朝の挨拶と
食事のときの儀礼的ことば
就寝時の挨拶ぐらいです。

母親は
いつも出掛けて
家にいませんし
父親は忙しいですし
お祖父さんは近寄りがたいですので
そんな風になっていたのです。

今に始まったことではないので
別にと
思っていました。

真知子とは
小学校中学校高校とは
よく話しましたが
大学になってからは
少し変わってきて
一緒に
大学に来ることもなく
帰ることもなく
あまり話しいていなかったのです。

雪子は
大げさに言えば
話すことに
飢えていました。