ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その62

女性と
付き合いたいと
思ったことは
何度かありましたが
いつも
片想いだった篠原君は
驚きです。

だからといって
その波に乗って
彼女を
作ろうとはしませんでした。

恥じらいのためか
ながく
友達もいないため
かたくなになっていたのか
理由はともかく
興味ないことを
装っていました。

そんな篠原君ですが
好きな人が
いたのです。

雪子が
好きだったのです。

色白の
ショートカットの
女性が
好きだったのです。

薬学部には
雪子より
可愛くて
美人で
性格のよい女学生も
多かったのに
その中のひとりは
明らかに
篠原君に
好意を持っていました。

その人を
袖にして
雪子を
好きになった理由は
篠原君自身も
わからなかったのです。