小学校で一番楽しいと言えば、
やっぱり給食だと思います。
先に書いたように半麦米を食べていた我が家としては、
給食は、唯一パンが出る食事です。
「パンぐらい買えばよいでないか」
と思いの方もおられると思いますが、
現金収入が限られている我が家では、
食費に支出するお金は、ありません。
食事は、我が家の田んぼと畑で取れる食材に限られています。
給食室は、南校舎の東側にあって、
学校の中でも新しい建物でした。
よく憶えていませんが、
たぶん渡り廊下の先に
給食の鍋の受け渡し口があった様に思います。
鍋と言ってもアルミの桶のような物で
今のステンレスの寸胴鍋とも形が違ったように記憶してます。
給食当番が、おかずの鍋、脱脂粉乳の鍋
パンの入った木箱と
食器の入った網を取りに行きます。
それからお茶は、正門入って右側の
用務員室にもらいに行きます。
給食では、皆さんもご存じの
脱脂粉乳が出ます。
夏でも暖かくなっています。
今の牛乳の臭いではないような臭いがしたような気がします。
牛乳より相当甘く
私の経験では、残す人は、いなかったように思います。
少し多めに鍋に入っていますが、
残った分を争って飲んでいる人がいたように思います。
私は、そのような争いに参加しませんでした。
脱脂粉乳が嫌いだという理由でもないように今なって思うのですが、
なぜ参戦しなかったのか理由は、わかりません。
皆さんは、脱脂粉乳飲まれました????
妙に懐かしく思うけど、
今は、あれと同じ物は、ないですね。