新幹線が来てしまった。 その9

新幹線が来てしまった。　その9

新幹線が来てしまって
話し合いが成立し
退去の日時が決まると
我が家は、もう臨戦態勢です。

転居先を決め
新しい家を建てなければなりません。
どのように決めたかというと
１．今まで住んでいた
　私が頭を打つ家は、
　同じ地区の南の方の
　我が家の土地に移築し兄が住む。
２．両親と姉と私は、川向こうの
　我が家の土地に
　それなりの家を建てて
　移り住む
３．我が家の高い上げの土は、
　同じ地区の南の方の別の所の
　我が家の土地に持って行く
と言うものです。

頭を打つ家は、
建築期間が長いので
まず解体して持って行きました。
その間新しい家ができるまで
納屋で暮らすことになったのです。
お風呂はありませんでしたので
生まれて初めて
銭湯に通いました。

銭湯って大きくていいですよね。
お風呂を上がってくると
牛乳なんか飲んだら最高でしょうね。
でも牛乳は、ありません。

冬の寒い時期から
殆ど夏の頃まで
狭い納屋で暮らしました。
昔のことを
少し思い出しました。

引越は大変ですよね。
でも家族が一丸となって
ある目的に
突っ走っている時は、
ある程度幸せですよね。