ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

昭和30年代始めの頃 さくら荘 その13

昭和30年代始めの頃 さくら荘 その13

今日は、少し卑近な話ですので
ご注意ください。

さくら荘のトイレは、各室にありません。
いわゆる「共同トイレ」です。
一階の北側の東の端に
汲み取りのトイレはあります。
大便器がある便坊が2穴(にけつ)
小便器が2個ありました。

では、2階に同じ共同のトイレがあったでしょうか。

正解は、
もちろんあったのです。
今なら水洗便所ですので
どちらでも設置可能ですが
汲み取り便所の場合は、
大変ですよね。

汲み取り便所なのに
どんな風に
2階に作ったのでしょうか。

それは、最初の回に言った。
陶管を使っています。
2階の大便所は、
出窓のように
飛び出しています。
そして2階の床から
地中の肥溜めまで
陶管が縦に繋がっています。
普通に積んだだけでは、
こけますので
モルタルで隙間をふさぎながら
補強します。
そのようにすると
2階の大便器は、
肥溜めまで繋がります。
小便器も同じように陶管でする方法と
前に言った塩化ビニル管を
使う方法がありました。
たぶんさくら荘は、塩化ビニル管を使う方法です。

皆様の中には
「大便器も塩化ビニル管を
使えばいいのでは、」と
おっしゃる方も居られる
と思います。
あったのかもしれませんが
そんな大きな管は
高価だったんで
使わなかったのかもしれません。
昭和40年代になると
塩化ビニル管で
施工するのが普通になります。

2階のトイレは、
便利ですよね。
でもこのトイレ
大きな欠点があるのです。