ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

昭和30年代始めの頃 さくら荘 その23

昭和30年代始めの頃 さくら荘 その23

豆腐を買って帰って
アパートのお部屋についた入居者は、
ご飯の用意をします。
豆腐のおつゆと干しカレイの焼き魚がメニューです。

ご飯は、まだ暑くないので朝に炊いた分です。
ところでご飯はどのように
炊いたと思いますか。
炊飯器は、この時代一般には
普及してません。

そうガスで鍋を使って炊いたのですよね。
ガスでご飯を炊くのは、
見ていないと
吹きこぼれたりしますので
少し大変です。
でもそれしか方法がない時代ですので
ひとり暮らしでも
していたと思います。
この時代ひとり暮らしは、
本当に大変だと思います。

皆様は、ひとり暮らしの経験はありますか。
私はありません。
いつも結構な事に
食事を作って下さる
母や女房がいるのです。
幸せ者ですよね。

でも人生の終焉になった
今その幸せが
少しピンチになっています。
そう女房は、
子供のために
子供の所に行って貰っているのです。
そのため私は、自炊生活です。
54年目にやって来たこの事柄を乗り切るために
省力化の料理道具を
買いました。

その器具は、
電磁調理器で蒸気ででも
調理ができるというものです。
これがとても優れもので
手抜き料理なのに
美味しくできるんです。

昔はこんな物どころか
電気炊飯器・冷蔵庫・洗濯機
掃除機等もありません。
また湯沸器・ゴム手袋
等もありませんので家事も大変です。

ましてやエアコン・石油ファンヒーター
電気ごたつ等などもなく
本当に大変でした。

冬の寒い日は、きっとガスレンジで
湯たんぽを沸かしていたでしょうね。

昔は大変でしょうね。
特にひとり暮らしは、、、