あまり試験勉強していませんでしたが 日曜日が来て 試験場に行くことになりました。 試験場は 十三の近くの女子高校でした。 十詩子は 自転車で 阪急塚口駅まで 行きました。 駅前の映画館近くに 自転車を置いて 駅に行きました。 駅の改札口で 悟と待ち合わせしていたのです。 試験は 10時からです。 それで ちょっと早いのですが 8時半に約束をしていたのです。 十詩子は 8時前には 待ち合わせの改札口にいました。 しばらくすると 悟も来ました。 悟: 遅かったかな 十詩子: そんなことないよ 早すぎるんじゃないかしら 悟: そうだよね。 早すぎるよね。 十詩子: 今日の調子はどう? 私はまあまあかな 悟: 僕もそうだ 試験の前はいつもそうだけど と言いながら 早いのですが 十三に電車で向かいました。 3つ次の駅の十三でふたりは下りると 電車沿いの近くの女子校に行きました。 まだ早くて 誰もいませんでした。 受験票の番号を見て 教室に向かいました。 悟と十詩子は 教室が違うので 帰るに合う場所を約束して そこで別れました。 十詩子は 久しぶりの 高校で 少し懐かしく 黒板を見ました。