ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ロフトで勉強しましょ 48話

十詩子は
平素は
あまり会社のことや
自慢はしなかったのですが
自分でも
4年目で
課長代理になったことが
嬉しくて
話してしまったのです。

十詩子:
計算機は
本社の
地下室にあってね
計算機本体は
いつも
15℃に保たれたお部屋の
真ん中に
鎮座ましましているの。

今度入った新しい機械は
東芝製で
三台の機械が
背中合わせに
三角状に
建っているの

その周りには
オープンデッキの
テープレコーダーみたいな機械が
いっぱい並んでいて
電線で繋がっているの。

悟:
そんな機械のそばで働いているんだ、、

十詩子:
違うわ
その機械に入れるのは
特定のエンジニアだけ
私たちは
ガラスで仕切られた
その前にいるの

電算機に
入力するための
入力機や
ラインプリンターと呼ばれる
印刷機
それから
入力するための
パンチカードを作る
パンチャー
があるの

机ぐらいの大きさの台に
ボタンがいっぱい付いていて
それを押すと
厚紙に
穴が開くの

穴の開いたカードを
入力機に読み取りさせると
計算機が
動いて
ラインプリンターに
出力するという仕組み
なんです。

悟:
君の説明はよくわかったけど
あまりよくわからないよー
とにかく大変なんだ

十詩子:
大変みたいね
私は
機械のことは全くわからないわ
私の仕事は
どの様なデータを
どの様に計算するかを
プログラマーに
伝える係だから
わからないの。

悟は
十詩子は
知り合った頃の
十詩子とは
全く違うと言うことが
わかりました。
十詩子には
十詩子の大きな道があると思いました。