ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

アスカル帰還せよ その26

その日から私は
寝ていない時間以外は
ルームランナーか
自転車こぎです。

あのペレットの食事を
摂るときも
自転車こぎをしながら
していました。

一方
サリナさんは
すると言っていたのに
一日に
2時間がやっとでしょうか。

サリナさんに言わせると
「元々猫は
そんなセコセコしない
猫は
ひなたぼっこをしながら
じっくり思索にふけるもの、、、

犬のように
何も考えずに
体を動かしている動物ではない」
そうです。

私は
その言葉が
妙に説得力があって
私が
ひとりで
発電しなければならないと
思ってしまいました。

はじめの頃は
筋肉痛の
悩まされましたが
一週間も経つと
すっかり慣れて
足が
太くなったように思います。

力こぶを
作って
サリナさんに見せると
サリナさんは
「ご苦労様
がんばってね
でも僕
マッチョな犬には
興味ないから」と
言われてしまいました。

そんなサリナさんの話とは別に
実際
発電で
スピードが3%ばかり
増したそうです。

そこで
姿勢を制御して
火星への
最短のコースを
取るように
太陽風を受ける帆の
向きを微妙に変えてみました。

前より
太陽電池パネルが
太陽の向きを向いたので
発電量も増え
食糧製造ユニットにも
電気が回って
初めての
製造ユニット製の
食糧が
できあがりました。