ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その228

登:
夏子ちゃんの予想は当たったね

さすが
超能力少女

夏子:
えっへ

私って
超能力少女

薫子:
夏子を
おだてないで


登:
将来が
楽しみです。

頑張って
えらい人になってね。

薫子:
元気に育ってくれたら
うれしいです。

夏子:
私は
元気です。

楽しい話をしながら
食事が
終わって
帰ることになりました。

夏子ちゃんは疲れたのか
登に抱かれたまま
家まで帰りました。

薫子が
「寄っていってください」と
言ってくれました。

登は
薫子の家に上がってみたかったけど
母親や姉が
結果を
早く知りたいと
出発の時に
くれぐれも言われていたので
その日は
仕方なく帰りました。

理由は
言えませんでした。

「親に言うため」などと言ったら
マザコンかと
思われてしまうので
「少し疲れました」と
言って
ごまかして
帰りました。

それを聞いた薫子は
「そうですか」と
答えました。

しかし
別れた後
「登さんは
疲れたといっていたけど
夏子を
抱いて
嬉しそうにしていたくらいだから
きっとあれはウソ

たぶん
誰かに
結果を
言わなければいけないんだ

誰かとは
家族しかいないですよね」と
推察しました。

夏子ちゃんが
超能力少女なら
夏子ちゃんの
母親の薫子も
超超能力者ですから
そんなことお見通しです。