ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「東大阪のお嬢さま『雪子』」その85


火事場のバカ力のおかげで
最後まで残っていた
雪子は
めでたく
合格しました。

雪子自身
びっくりしていました。

自分の力を
信じていなかったのです。

松本君は
留年が決まって
それ以来
授業には
出てきませんでした。

篠原君は
ふたりの実験のときでも
ひとりでしていました。

そんな時に
テレビで話題になったのは
超能力ブームです。

スプーン曲げです。

雪子は
信じていました。

そして
自分にも
超能力がないか
調べてみたのです。

少なくとも
スプーンは曲げられないけど
予知能力があると
思ったのです。

その日の天気を
あてることもできたし
電車の混み具合とか
真知子の現れる時間も
予見できたと
思っていました。

篠原君は
そんな予言なら
だれでにでにできると
思ったのですが
言いませんでした。

それも
雪子の
良いところだと
考えていました。