水につかってしまいました。
今は、そんなことは、ありませんが、
昔は、私の家は、床下浸水を度々します。
何しろ家の敷地の高さが、田んぼの高さより30cmぐらいしか高くありません。
前の県道より50cmは低くなっています。
今ならそんな低い敷地は、地上げをするのでしょうが当時は、
トラックで土を運ぶのが大変な上、
土自体が高価なものでした。
今でしたら良質の建築廃土が無料でありますが、
当時は、そんなもの自体ありません。
話は、変わりますが、大正時代に私の家の近くに牽いた阪急電車の土は、
田んぼの土を取ってそこを池にしてしまいました。
昭和45年頃までは、阪急池と称して線路伝沿いにたくさんありました。
そんなこんなですから、倹約家の私の家は、低く、
大雨が降ると床下浸水となります。
一年に何回もです。
でも今と違って、浸水する水は、泥水では、なかったように記憶しています。
もちろんトイレの「何」も混ざってしまうかもしれませんが、
当時は、人口が希薄な村ですから、
そんな心配は、少なかったようです。
私は、家の中の水たまりを上から見ていましたが、
母は、大変でしたでしょうね。
いつもいつもお母さんごめんなさい。
こんな家は、昭和35年に建て替えられて高い敷地になりました。
今は、一階が駐車場になっていて3mの水が来ても大丈夫となっていますが、
浸水のない町を行政が押し進めていただいた関係で、
そんな低地でも浸水することは、ありません。
公共投資は、ある程度必要かもしれませんね。