ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

夏の思い出 その8 せみ

せみの鳴き声でやかましい今日この頃
私の小さい時
私はせみの鳴き声をあまり聞きませんでした。

何故なのでしょうか。

それは周りに木がないのです。
私のふるさとの村は、
空き地のすべてを耕しています。
木の生える場所などありません。
また家の庭は、
農業の仕事場ですので
植木などはやしていません。

それにもっと大きな原因は、
終戦間近い頃
B29の大群が私の村の近くの
陸軍衛生材料廠を爆撃に来ます。
その焼夷弾が全部それて
私の村に落ちてしまったんです。

そのためわが村の家々は、
全部焼夷弾が命中し
消し止めた一軒を除いて
焼けてしまいました。
その時に
わずかばかりの立ち木も
焼けたのです。
神社の森も焼けてしまいました。

そんなこんなで
せみが生きるための
木がないので
私の小さい頃は、
せみが鳴くことは少なかったのです。

戦争はいやですね。