ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

晴耕雨読は本当にできるの?

農業を志す人は
「農業が自然の中で
自由になれる」と思っている人が
多いらしい。

先日ニュース番組で
「農業法人の就職説明会に
多くの人が押しかけた」
と報道されていました。

説明会に来た人が
農業の良さを聞かれて
「自分が働きたいときに働けて
休みたいときに休めるから」
と言っていました。

私は農業の実態が
全く分かっていないと思いました。

農業は生き物が相手です。
雨が降ったからといって
休んでいたら
今までの苦労が
水泡に帰すことがあります。

田植えの機械がなかったとき
私の村では
田植えをする時期が
決まっていました。

水が水上から順番に来るので
その時期にしないと
その年はお米が出来ません。
6月の下旬の頃は
雨が多いので
田植えの時期は
いつも雨でした。
満足な雨カッパも無い時代
雨の中の田植えは
非常につらいけど
せざる得ません。

機械が出来た今でも
農業は
適時適応です。

晴耕雨読など
あり得ません。

どんな仕事も
そうであるように
大変なんです。

皆様のお仕事も
そうではありませんか。